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頭のよい子が育つ家  四十万 靖・渡邊朗子著

頭のよい子が育つ家

題名に惹かれて読んでみました。有名中学校に合格した家の
間取りを調べて、ほとんどの家庭にあった共通点を書いています。
(6年にわたって200箇所の有名中学校合格したお子さんの部屋を調査)
教育熱心な親御さんには参考になるかも。(2006年出版)

『2階の南側の陽あたりのよい場所を子ども部屋として用意しても
自分の部屋では勉強せず、ダイニングテーブルなどで勉強している。』
こんな事実が調査でわかったようです。
必ず家族と顔を合わせる家の「パブリックスペース」で勉強している、ということ。

最近の中学入試も暗記より記述問題が多く出題され、人に説明する能力が必要となっている。
その説明する能力をつけるには、他人とのコミュニケーションが不可欠である。
考える能力、説明する能力、コミュニケーションする能力を身につけるには
濃密なコミュニケーションをとることが1番らしいです。
家族とのコミュニケーションをとる空間がリビングであり、ダイニングであり、キッチンであり、
突き詰めればまだまだお母さんに甘えたい年頃なので、お母さんにかまってもらいたい、
ほめてもらいたいのです。

結論:頭のよい子が育つ家とは、お母さんの子どもへの愛情をたっぷり感じれる
     ことがまず大前提であり、「お母さんが主役の空間」で勉強できることに
     つきるようです。


  子ども部屋なんて、そんなに広くいらないのではと改めて思いました。
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by nakaya012 | 2008-06-02 07:23 | すまい
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